人生辞めたい日記@ぽっくん

鬱病、依存症、発達障害など持ち、社会に生きづらさを感じながらも一生懸命に生きている筆者ぽっくんのブログ。経験談を元に日々思ったことを気ままに書いて行きます。

歌舞伎町でぼったくりに遭った話 #72

こんばんは、ぽっくんです!

今回は、歌舞伎町でぼったくりに遭った話をしたいと思います。

 

 

20歳の時から2年間東京に住んでいた事があります。

その前からずっと歌舞伎町ってどんなところだろう?

と思っていて。

怖い街、ホストの街、ヤクザの街、常時犯罪が絶えない、そんな異様なイメージが強かった。

でも、実際行ってみると全然印象と違った。

「全然普通だなあ…」

普通の飲み屋街!

居酒屋とかカフェとかもあるし。

だけども細い道とか脇道が多く、そこはちょっと怖かったかも。

 

 

まあ僕も若いし男ですから、歌舞伎町の飲み屋さんはどんな感じなのかな?と興味があった訳で。

友達とキャバクラに行ってみよう!と。

とりあえず無料案内所に入ってみる。

 

 

「いらっしゃいませえー!!」

いかつい人とは反対に、真面目そうな普通の青年が対応してくれました。

寧ろ地元の対応より全然レベル高い。

お店がどこが良いか分からないので、とりあえずオススメを聞いて、その場所まで案内してもらう。

不安もありつつ、いやー、楽しみだなあ!

 

 

一軒目。

…ついつい楽しんでしまった。

気持ちよく酔っ払っている状態。

ノリで、「もう一軒いこう!」となりまして。

 

 

もうちょっと歌舞伎町を見て回りたく、別の案内所に入る。

ちょっと厳ついが笑顔が絶えない人がいた。

早速オススメのお店を聞いて、向かおうとした時。

別のお迎えの方が来て、その人が対応してくれることに。

んー、ちょっと怪しそうなお兄さん。

しかし場所が分からないので付いて行く。

 

 

すると、歩き途中でお兄さんがこんな事を言ってきた。

「お兄さん達、1時間で足りるの?

安くするからもっと楽しんでかない?

特別に、1時間1万2千円のところ、指名料とドリンク込み込みで2時間2万円ポッキリでどう?

一回だけ女の子チェンジ出来るようにもする!」

 

 

おお、別に悪くない条件!

割引は新入社員の僕からしたら有難い。

お願いします!といい交渉成立。

 

 

そしてお店へたどり着く。

店内は…ん?

ちょっと様子がおかしい…?

客が一人しかおらず、その両隣には外国人?らしき人が2人で接客していた。

しかし、客がなんだか楽しくなさそうな顔をしていた。

 

 

席へ案内される前に、こう言われた。

「特別な割引サービスセットですので、前金2人で4万円頂きます!

これ以上お金はかかりませんので安心してください。」

ちょっとおかしいなと思いつつ、カードで支払う。

そしてテーブル席へ。

とりあえず、いい気分になってるし、飲むか!

 

 

そして女の子が登場。

「コニチワ~」

ん…?外国人なの…?

どうやら中国人みたい。

見た目もなんか変。可愛くはないし、ドレスも布切れ縫い合わせたみたいな。

 

 

「オニイサンカッコイイね、ドリンクちょうだい」

「ワタシコレがスキ」

とすごくドリンクを強請ってくる。

いやいや、まだ話してもいないのに。

 

 

もっと楽しんでから!と言うと、態度が急変。

「じゃあもう話さないから」

と言われ、無視され隣で携帯をいじりだした。

接客する気ゼロ。

友達についた女の子もそんな感じだった。

 

 

流石にこんなのは嫌。

けど、そういえば女の子チェンジができると言っていたな。

スタッフを呼び、女の子チェンジしてもらう事に。

こんなのは楽しめないしさ。

 

 

そして、2人目の女の子が席に着く。

「こんばんは、よろしく~」

良かった、日本人っぽい。

顔は普通。

と思ったのもつかの間。

着いて速攻携帯をいじりだし、夢中になっている。

え?なにこれ?また無視?

 

 

とりあえず話しかけてみる。

「このお店は外国人が多いんですかー?」

「わかんない~」

 

「お姉さん自己紹介してよ」

「なんで?」

 

 

流石にちょっとキレてきた。

攻めた言い方をしてみる。

 

 

「あの、ちゃんと接客してくれません?」

「じゃあ何か飲ませて」

 

 

 

この店の女の子はドリンクをやたら強請ってくる。

いやいや、普通逆でしょう?

初対面で話した事もないのにドリンクなんてあげないでしょ。ましてや接客もなっていないのに。

楽しませてくれたお礼に、ドリンクとか指名とかするものだと思ってるんだけども。

 

 

もう頭にきて、お酒も入っていたのもあり、キレてしまった。

「お前こっちは客だぞ?俺に接客するのが仕事なんだからちゃんとやらないなら帰れ!」

とでかい声で怒鳴っちゃった。

そしたら女の子もキレて、無言で立ち去った。

 

 

黒服のスタッフを呼ぶ。

「おいこの店どうなってんのよ!」

「すみません落ち着いてください」

「もういい、出て警察行く!」

「待ってください、ちゃんとお金返しますから」

「知らん!警察行く」

「いや待ってください!申し訳ございません」

 

 

どうやら警察に行かれるのは嫌らしい。

まあとりあえずお金を返してもらうことに。

カード払いなので返金されているか怪しかったが、ちゃんと帰ってきた。

とりあえず安心、だが気分が最悪。

さっさと店を出る事に。

 

 

店を出る際、キャストの待合室?みたいな部屋があって、そこには数十人のキャストがみんな携帯をいじっていた。

外国人がかなり多かった。

 

 

外に出て、ビルの前にいた別のお兄さんに声をかけられる。

「あれ?お兄さんぼったくられたの?

さっきの案内人走って逃げてったよ笑」

 

 

くそ!やっぱり騙されてたか!

案内所だと思って油断した。

 

 

そこで最初の案内所へ行って聞いてみたんですよ。

歌舞伎町には違法に運営している案内所もあって、詐欺グループと組んでいるところもあるから気をつけてね、と。

そうだったのか、と自分の未熟さを知った。

 

 

感想としては。

やっぱり歌舞伎町は怖いなあ。

ニュースでも自殺とかの事件も多いようだし。

これでも昔より全然マシみたいだけど。

ホストに貢いで借金して…みたいな。

他にも、違法スロットがあるらしく、客引きにすごく誘われた。まじか。

地元ではそんな所存在すら知らないのに。

一人で行ってたら死んでたかもなあ。

警察の方も大変そうだ。

 

 

それから歌舞伎町には一度も行っていませんね。

でも本当の一流のキャストさんの接客も受けてみたいというのもあり、また機会があれば行ってみたいものです。

 

 

皆さんも歌舞伎町のみならず、飲み屋に行く時は怪しい人に気をつけましょうね。

甘い誘いには裏がある。

ではでは、読んで頂きありがとうございました!