海外で緊急手術を受けた話【part2入院生活編】 #23
前回の【手術編】の続きです!
まだ読んでいない方は、こちらからご覧ください。
第2編、入院生活についてです。
・院内の印象
日本よりガチャガチャしていましたね。
物が色んなところに散らばっているような。
音も他人の迷惑関係なく…って感じです。
フランス人が結構雑な部分があるみたい。
部屋は色々ありましたが、僕は2人部屋でした。
・フランス人の患者さんについて
僕の隣の方は、70歳くらいのお爺ちゃんでした。
たくさん喋りかけてきてくれます。
が、フランス語全然喋れないので全く会話にならず。笑
でもいつも笑顔で、毎日チョコレートをくれました。チョコ好きなので嬉しかったですね^ ^
フランスのテレビをいつもみていましたね。
こんな明るいお爺ちゃんだけど。
ちょっと嫌な部分もあってですね。
まず室内の設備が悪いんです。
患者同士の仕切りのカーテンすら無くて、隣が丸見え。
夜中にテレビみてたりしたら目がパチパチして迷惑になりますし。
なによりキツかったのが
ベッド上でトイレする事。
歩けないから仕方ないのは分かるが。
至近距離でブリブリって音!やめてくれ!!!
そして臭い!臭すぎる!!
そこら辺不衛生だと思いました!!笑
・フランス人の看護師について
フランス人特有の粗さというか、雑さというか。
痛いのに無理矢理身体を起こしたり。
ご飯を持ってくる時に、ドン!って音を立てて置いたり。
でも、これがきっと普通なんだろう。
だからこそ、日本人ってほんと想いやりに長けてるなってすごく思いました。
日本人の患者さんが結構珍しいみたいで。
看護師さんがたくさん遊びにきてくれましたね。
携帯の翻訳機を使って、頑張って会話してたなあ。
色々荒いけど、根は優しい看護師でした。
・入院食はどんなものだったのか
まず朝ご飯なのですが、衝撃。
パン1つ、コーヒー1杯(又はココア)、ビスケット。
以上。
「…少な過ぎない!?」
3時のおやつかよ!!
お腹満たされないって!
せめてパン2~3個か、ハムとかサラダとかつけてくれよ…
昼食。例
魚のムニエル的なもの。バターソテー
オムレツ。
クスクス(そぼろ状のパサパサした主食)
野菜のポタージュ
デザートにフルーツ。
割と豪華!!
フランスはクスクスがよく食べられています。気になった方は調べてみて下さい!
そのクスクスがですね~、
………とても不味いんですわ。
ご飯でもなく、パンでもなく、ゴムのかけらを食べているような。
このクスクスをスープにしたり、ミートソースをかけて食べるのが美味しいみたい。
夜食。例
牛肉の赤ワイン煮込み的なもの。
クスクス
以上…
「え!?
夜飯少な過ぎない?
昼飯はあんなに豪華だったのに!?」
しかもまたクスクスかよ…
研修の学食でも毎日クスクス食べてたから、ほんとにもう食べたくないよお…
結果、日本人の口には合いませんでした。
・日中の過ごし方
大体10日間位入院していたのですが
その殆どが寝ていましたね。
もうやる事がなくて…
携帯はネットに繋げないし、WiFiは常にあるわけでもない。
(正確には繋げることもできるが、お金が結構かかる)
テレビも理解できない。
本も無ければ、日本人の話し相手もいない。
もう寝るしかないよね…。
とにかくもう早く治って日本に帰りたい、と常に思ってました。
ちなみに、ほかの学生達は研修を終え、先に日本へ帰国していました。
残っているのは僕と付き添いの先生のみ。
凄く寂しいし、季節が12月だからクリスマスムードが凄かったなあ。
次は帰国編になります!最終回!
日本から専属医師を雇い、付き添い
治療中のまま日本へ帰国を目指す。
飛行機は約13時間。
はじめてのビジネスクラスの席へ座る。
ここがかなり地獄の道のりだったことは忘れもしない。
総医療費、○○○○万超え!?
最終章、ぜひお楽しみください。
続きはこちらです!