海外で緊急手術を受けた話【part1手術編】 #22
こんばんは、ぽっくんです!
今回は、僕が海外で緊急手術を受けた話をしたいと思います。
旅先で急に病気になり、言葉も症状も分からない不安さ。
辛かった事などをお伝えできたらなと。
手術編、入院編、帰国編の3つになります!
よろしくお願いします^^
大体4年前かな?
20歳の専門学生の時なのですが
冬に海外研修がありまして。
フランスに1ヶ月間滞在予定でした。
研修中。
丁度半月が経ったかなという時期。
今日は日曜日。
フランスの日曜日は、レストランもスーパーも営業していない国民的な休日なんです。
なので皆買い溜めをしているそうで。
その為なのか、フランスのスーパーの買い物カゴがかなりデカイんですよ!!気になる人は是非調べてみて下さい。笑
話を戻して、
僕含めた研修生達と先生1人は、研修先の学生寮に住んでましたね。
その日は授業が無く職員が出勤していないので、僕ら10人程のみしかいませんでした。
皆でお出かけに行く予定で朝から支度をしていたのですが、肺に異変が…
ぎゅっとしめられるような痛みと、呼吸がしにくくなる。
でもそんなに酷くはないな。
具合が悪いと言って僕だけ一人寮に残り休む事に。
寝たら治るかと思い。
友達にも
「昨日ワイン飲みすぎたからだ!笑」
みたいに茶化されたりして。
(フランスのワインは美味しいし安いんですよね!!なんて。笑)
しかし、状態は悪くなっていく。
痛みが強くなり、呼吸困難に。
病院行かなきゃ…やばいかも。
ん?まってよ…
ここはフランスだった!!!!
携帯はWiFiが通っていない為、仲間に連絡が取れない。
(WiFi機器は先生が管理していた)
病院の連絡先も知らない。
仮に知ってても、フランス語全然喋れないから無理だ。
そしてこの学生寮…
外れの山付近にあるので、街に行くのに歩いて1時間かかる。
この絶望的な環境。
あの時ちゃんと病院連れて行ってもらうべきだった…
やばい、死ぬ…
気が遠くなる…
…
…
…夕方になって、皆が帰宅。
あんまり覚えてはいないが、気を失っていたみたいで、皆がレスキュー隊を呼んでくれて、病院へ搬送してくれた。
ここまでに大体6~7時間だろうか。
それくらい耐えていたって事になる。
直ぐに診察へ。
【気胸】という病気だった。
肺に何らかの影響で穴が空き、それが萎んでいき呼吸困難に陥る病気だ。
実は昔、僕は気胸を何度も再発していました。
身長が高くて痩せ型の人がなりやすいとか。
また、環境の変化やストレスなどが原因とされているが、詳しくは解明されていない。
治療法は、まず肺の穴が開いている所を縫い合わせて止める手術。
その後、ドレーンという管を肺に挿して、溜まった空気を抜いていく。
大体2週間くらいで完治はするし、死ぬ事はあまりないという。
意識が朦朧としていて、ここもよく分からないが
フランス語が飛び交って何をされるのか、今自分がどんな状態なのか理解出来ない。
そのまま、全身麻酔で気を失った。
気がついた時には、ベッドの上に横になっていました。
見舞いはとりあえず付き添いの先生1人がいた。生きていて良かったと思った。
が、だんだん痛みが増していく。
麻酔が切れてきたのか。
日本でも手術はした事はあるのだが、それとは比べ物にならない位痛い。
先生を通して通訳してもらい、痛み止めを頼んだ。
凄くデカイ粒が出てきた。
なんだこれ、何か怖っ…
フランス語だし成分も分からないし、副作用とか諸々心配だったけど、飲んだ。
まあ、不安が凄く気休め程度にしかならなかった。
次回、フランス入院生活編に行きたいと思います!
会話が成り立たずコミュニケーションが取れなく苦労した事。
飯は美味いのか?
隣の患者さんが…
そんな中感動の物語も。
無事完治し、日本へ帰ることが出来るのか…?
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