パチンコ依存症になった話【part2 借金と衝動】#45
僕がパチンコ依存症になった話、第2章です。
始めから見ていない方はこちらからどうぞ！
20歳になり、専門学校を卒業。
4月の初めに、東京のレストランに就職した僕。
田舎育ちだったので、見るもの全てが新鮮って感じ。
東京に住むのが憧れだったので、この先の人生が楽しみで仕方がなかった。
仕事も厳しいが、やり甲斐があり楽しい。
六本木の近くのお店。
色々な芸能人さんも見ましたね！
自慢したいのはお店に前田○子さんが来てくれたり。
引退して結構経つ頃だもんなあ。
テレビで見るより200倍は可愛かったと思った。
まあそれはさておき。
色々と東京生活を楽しんでましたね。
しかし、そんな僕にとある出来事が起こってしまいました。
それは、ネットビジネス詐欺です。
その詳細は【ネットビジネス詐欺にあった話】として挙げておりますので、良ければそちらも是非見てください！
こちらから見れます。
そのネットビジネス詐欺で、僕は約20万円の借金をしてしまいました。
1日で20万円無くなったという不安と焦り。
さて、どうしようか。
ちなみに貯金は生活費と遊びで既に使い切っていました。
ここで思いました。
また前見たくパチンコで稼げばいいんじゃないか？と。
前の大勝ちの姿がフラッシュバックし、僕を誘ってくる。
しかし状況は全然違う。
専門学校時代は、軍資金があったから余裕でパチンコ出来た。
しかし、今回は無一文からパチンコすることになる。
なるべくリスクは抑えたい。
そして僕はこう考えた。
1円パチンコ(低レート貸)で少し稼いでから
4円パチンコ(高レート貸)で勝負にかけよう。
わらしべ長者的な感じで。
そんな思いで、消費者金融から追加で1万円を借りてパチンコへ。
…1時間で無くなった。
くそっ、もう1万円だ！
またお金を下ろしに行く。
……えっ、もう無くなった！？
この繰り返し。
全然調子が出ない。
そして、日に日に使うお金の限度が上がっていく。
結局また4パチに戻り、大勝ちを狙いに行く。
酷い時は1日10万円くらい使ってました。
これを何日か続けていると
あっという間に貸し出し上限30万円に到達してしまいました。
これ以上はもう借りれない。
…もう1社に手を出してしまった。
ア○ムの次は、レ○クで口座を作った。
今度は上限70万円にした。
もうお気づきかもしれないが…この70万円という設定がやらかしてしまった事に。
仕事終わり、仕事休み。
毎週空き時間の殆どをパチンコに費やしていましたね。
大勝ちした時は気持ちが良い。楽しい。
しかしトータルではかなり負けている。
というかこの時、勝っても負けても関係ないみたいな感じで頭おかしくなってたかな。
お金を取り返そうというよりは、大勝ちした時の快感、刺激を求めていたような気がします。
給料が出た時や、大勝ちした時は
1～2万円ずつ返済していったのですが
負け額が多いから結局借金してしまう。
もう利子だけ払ってるような状態。
もう狂ったように打ち続けてましたよ。
でも異常という認識は無かった。
東京に住んで2年が経とうとしている時。
ついに。
借金100万円になっていました。
パチンコに費やした総額は約500万円くらいだと思う。
ここで急に異常と気づき、自分を責め始める。
毎日借金の事しか考えられなくなり、仕事も手につかなくなる。
常に失敗して怒られ。
遅刻ギリギリまで起きれないなどの不規則な生活。
イライラも止まらず、自分で自分を制御出来なくなっちゃいました。
頭では何も考えられず。
この先の人生も不安で死にたくなりました。
ここで、初めてメンタルクリニックへ行ってみることに。
そして、鬱病という診断が下されました。
仕事を1ヶ月休み、ゆっくり考えようと。
家族に相談し、借金100万円を立て替えて貰いまして。
とりあえず一旦は落ち着きました。
本当に感謝ですよ…。
というか逆に罪悪感が増してくる位。
親孝行なんて全然出来てないのに。
自分を責めまくりましたね。
というか今もまだ返しきれていない…。
東京で働いてちょうど2年。
気づけば、同期の友達もみんな辞めていて、地元に帰って仕事していましたね。
僕ももう東京はいいかなって思い
地元に帰ることにしました。
とりあえず表面上は問題解決しました。
しかし、親にお金を立て替えてもらっただけで依存症が治るはずもなく。
地元でもパチンコ依存症に苦しめられる事に。
この後どうなったのか。
金銭感覚の変化は？
克服出来たのか？
次回へ続きます。
