人生辞めたい日記@ぽっくん

鬱病、依存症、発達障害など持ち、社会に生きづらさを感じながらも一生懸命に生きている筆者ぽっくんのブログ。経験談を元に日々思ったことを気ままに書いて行きます。

気胸体験記【part2 慣れない入院生活】#57

気胸体験記第2話です!

まだ初めから見ていない方はこちらから読めます!

 

pokkun24.hatenablog.com

 

 

 

 

さて、初めての気胸発病により

入院生活を送ることになった僕。

今回は右肺での気胸でした。

どんな状態だったか。

 

 

初めての痛みに思うように身体が動かせない。

そして呼吸もまだ痛い。

鼻には常に酸素マスクをかけている。これがちょっと痒くて嫌だったな。

常に車椅子生活。

 

 

この時は秋の高校受験勉強シーズンで、頑張らなきゃならないんだけど、そんな気にもなれず。

ただ寝ることしか出来なかった。

 

 

入院してから一週間がたつ。

呼吸がだいぶ楽になり、レントゲンで検査すると

順調に肺も膨らんできて良くなってきているようだった。

そして、肺に入っていたドレーンの管を抜く作業に入った。

 

 

医者、看護師が5人くらいきて準備。

「これから管を抜きますね!

まず練習です。息を吸ってー吐いてー息を吸ってー止める!

この止めるタイミングで一気に抜いちゃいますからね。」

 

 

なるほど。痛いだろうけど、これが終われば楽になれる…!

 

 

 

 

「それでは本番いきますよ!」

(ドキドキ…)

 

 

「息を吸ってー吐いてー」

(ん?麻酔ってしないのかな?)

 

 

「息を吸ってー止める!!」

(おい!麻酔してないって!!)

 

 

「ぐぐぐぐぐぐぐっ…がっ!!(引き抜く)」

「痛ってえーーーーーーー!!」

気絶しそうだった。

 

 

その後、傷口を縫い、処置をして終了。

痛かったけど、一瞬だったから良かった。

だいぶ身軽になれた!

スッキリした気分。

このまま3日ほど様子を見て良ければ退院だ!

 

 

ちなみにここの病院の給食はめちゃ美味しかった。

ご飯、味噌汁、おかずが3~4品ついてるし、デザートもあって豪華。

3時にはおやつを持って来てもらえるし。

最高^ ^

 

 

調子も良くなり、呼吸も元通りになったので

約2週間ほどで退院出来ました!

先生、看護師の皆さんありがとうございました。

 

 

ちなみにこの気胸

手術無しだと再発率は約50%らしい。

つまり、またなる可能性があるということ。

原因もよく分かっておらず、いつ発病するか分からないのがこの病気の怖いところ。

常に体内に爆弾を抱え込んでいる状態。

 

 

あまりやってはいけない事を教えてもらった。

まず、タバコ

中学生だから当たり前に吸わないけど、周りに吸う人がいたら注意して下さいとの事。

次に環境の変化

季節の入れ替わりだったり、温暖差の激しいところはストレスになりやすい。マスクなどで予防をすること。

また肺が弱っていると、くしゃみ、咳、排便の踏ん張りなどでもなるレアなケースもあるため

油断ができない。

もう再発しないようにと願いましたね。

 

 

 

 

 

 

しかし、その願いは届かなかった。

この後数十回の再発と、4回の手術をしています。

今は約4年再発しておらず、完治したのですが

この5年間の苦しみをみんなにも知ってもらいたい。

 

 

ということで次回、再発の時のお話です。

続きます!